文明の終わり destruction of civilization 2004 8 14
科学技術と生産技術が融合した「日本文明」は、
2050年までに終わるでしょう。
早ければ、2030年頃には、その兆候が現れるでしょう。
ですから、子供には、節約方法やリサイクル方法を教えておく必要があります。
文明というものは、豊かさによって、崩壊していくのです。
豊かさが、文明を崩壊させるのです。
文明の末期には、文明の浪費者が、大量に現れて、文明を終わらせるでしょう。
豊かさとは affluence 2004 6 15
子供にとって、物質的な豊かさは、毒となります。
大人は、なぜ豊かなのか、理解できますが、
子供には、それが理解できません。
子供は、豊かであることが当然と考えるのです。
ここに不幸があるのです。
子供時代は、豊かで贅沢だったでしょうが、
それは、親の財産によって、豊かで贅沢な生活だったのです。
こうした子供が大人になると、どうなるか。
こうした子供でも大人になれば、
今度は、自分の財産によって生活をしていかなければなりません。
そうすると、子供時代に比べて、
生活が苦しい、あるいは貧乏になったと感じるのです。
このように、子供時代に、贅沢を覚えてしまうことは、
子供にとって不幸なことです。
最近は、リストラや給料カットで生活が苦しくなったため、
少子化が進行していると考える人もいるでしょう。
確かに、そのとおりかもしれない。
しかし、本質的な問題があると思います。
私の父親は、よく言います。
昔は、日本が貧かったので、食べ物がなくて困ったものだ。
毎日、食べ物のことを心配していた。
私の父親は、7人兄弟です。
7人が協力して、厳しい時代を生き抜いてきたのです。
この時代は、物質的には貧しかったでしょうが、
精神的には豊かだったのです。